
浦安・新浦安でホワイトニングサロンを運営しているSalon de brightです。
近年、手軽にできるホワイトニングが人気を集めていますが、「安すぎるホワイトニング」には注意が必要です。この記事では、安価なホワイトニングの裏に潜むリスクと、安全で効果的なホワイトニングを選ぶためのポイントを解説します。歯科医の視点から、ホワイトニングの種類、安全性、費用について徹底的に比較し、賢い選択をサポートします。
ホワイトニングが安すぎる理由とは?歯科医が解説

近年、手軽にホワイトニングができるサービスが増えましたが、その中でも特に「安すぎる」と感じるホワイトニングには注意が必要です。 なぜなら、安価なホワイトニングには、コストを抑えるための様々な理由が存在し、それが安全性や効果に影響を及ぼす可能性があるからです。 ここでは、歯科医の視点から、ホワイトニングが安すぎる理由について詳しく解説していきます。 安さの裏に潜むリスクを理解し、賢い選択をするための知識を身につけましょう。 具体的には、人件費、設備費、薬剤濃度、施術範囲といった要素が価格にどう影響するのかを掘り下げます。 これらの要素を理解することで、 「なぜこんなに安いの?」という疑問を解消し、 安心してホワイトニングを受けられるようにサポートします。 安いホワイトニングのからくりを知り、後悔しない選択をしましょう。
人件費の削減
ホワイトニングの料金を下げるために、人件費を削減するケースが見られます。具体的には、歯科医師や歯科衛生士といった専門家ではなく、 資格を持たないスタッフが施術を行うことがあります。
資格を持つスタッフの人件費は時給数千円になります。
材料費など入れても、時給の4−5倍程度がホワイトニングの施術料金となるため、医療ホワイトニングを1〜2万円でやることは難しいです。 専門知識や技術を持たないスタッフによる施術は、 薬剤の誤った使用や、患者さんの口腔内の状態に合わせた 適切な対応ができない可能性があり、安全性に問題が生じることがあります。 また、施術時間が短縮されることで、丁寧なカウンセリングや施術前の 口腔内チェックがおろそかになることも考えられます。 これにより、患者さんの状態によってはホワイトニングが適さない場合でも、リスクを十分に説明されないまま施術が進められてしまうことがあります。 したがって、ホワイトニングを受ける際には、 施術を担当するスタッフの資格や経験を確認することが重要です。 歯科医師や歯科衛生士が在籍し、十分な知識と技術を持ったスタッフが 施術を行うクリニックを選ぶようにしましょう。
設備費の削減
ホワイトニングの料金を下げるために、 設備費を削減することもよく行われる手段です。 例えば、古い機器を使用したり、十分な滅菌設備が整っていない環境で施術を行ったりするケースがあります。 古い機器の使用は、施術の精度や効果に影響を及ぼす可能性があります。 また、不十分な滅菌環境は、感染症のリスクを高めるため、非常に危険です。 ホワイトニングで使用する器具は、患者さんの口腔内に直接触れるため、 徹底した滅菌処理が不可欠です。 しかし、コスト削減のために滅菌処理を十分に行わなかったり、 使い捨ての器具を繰り返し使用したりする業者も存在します。 したがって、ホワイトニングを受ける際には、クリニックの設備環境を 確認することが重要です。 最新の機器が導入されているか、滅菌設備が整っているかなどを確認し、 安心して施術を受けられる環境を選ぶようにしましょう。
薬剤濃度の違い
ホワイトニングで使用する薬剤の濃度は、 効果や安全性に大きく影響します。 一般的に、薬剤濃度が高いほどホワイトニング効果は高くなりますが、 同時に歯や歯茎への刺激も強くなります。 安価なホワイトニングでは、薬剤のコストを抑えるために、 濃度が低い薬剤を使用することがあります。 濃度が低い薬剤では、十分なホワイトニング効果が得られず、 施術回数を重ねる必要があったり、効果が持続しにくかったりする場合があります。 また、海外製の未承認の薬剤を使用するケースも見られます。 これらの薬剤は、安全性や効果が確認されていないため、 思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。 したがって、ホワイトニングを受ける際には、使用する薬剤の種類や濃度を 確認することが重要です。 歯科医師に薬剤について詳しく説明を受け、 自分の歯の状態に合った適切な薬剤を選んでもらうようにしましょう。
施術範囲の限定
ホワイトニングの料金を下げるために、 施術範囲を限定するケースがあります。 例えば、前歯のみをホワイトニングしたり、 見える範囲だけを施術したりすることがあります。 施術範囲が限定されると、全体の歯の色とのバランスが崩れ、 不自然な仕上がりになることがあります。 また、奥歯など見えない部分の着色が残ったままになるため、 ホワイトニングの効果を十分に実感できないことがあります。 ホワイトニングは、全体の歯の色を均一にすることで、 自然で美しい口元を実現するものです。 施術範囲が限定されている場合は、 事前にどこまでホワイトニングされるのかを確認し、 納得した上で施術を受けるようにしましょう。 また、全体的なホワイトニングを希望する場合は、 追加料金が発生する可能性もあるため、 料金体系についても事前に確認しておくことが重要です。
歯科医院とサロンの違い:安全性と効果を比較

ホワイトニングには、歯科医院で行うものと、 エステサロンやホワイトニングサロンで行うものがあります。 それぞれに特徴があり、安全性や効果、料金などが異なります。 どちらを選ぶべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。 歯科医院でのホワイトニングは、歯科医師または歯科衛生士が 施術を行います。 国家資格を持つ専門家が、患者さんの口腔内の状態を 確認した上で、適切な方法と薬剤を選択し、施術を行います。 一方、エステサロンやホワイトニングサロンでは、 資格を持たないスタッフが施術を行うことが一般的です。 歯科医院で使用するような高濃度の薬剤を使用することができないため、 効果が緩やかであったり、施術回数が多く必要になったりする場合があります。 ここでは、歯科医院とサロンのホワイトニングの違いについて、 施術者の資格、薬剤の種類と濃度、リスクと副作用という3つの観点から詳しく比較していきます。 それぞれの特徴を理解し、自分に合ったホワイトニングを選びましょう。
施術者の資格
歯科医院でのホワイトニングは、歯科医師または歯科衛生士が施術を行います。 歯科医師は、口腔内の疾患や治療に関する専門知識を持ち、 ホワイトニングのリスクや副作用についても十分な知識を持っています。 また、歯科衛生士は、歯科医師の指導のもと、 ホワイトニングの施術や口腔内のケアを行います。 一方、エステサロンやホワイトニングサロンでは、 資格を持たないスタッフが施術を行うことが一般的です。 これらのスタッフは、ホワイトニングに関する知識や技術が 十分ではない場合があり、トラブルが発生するリスクがあります。 施術者の資格は、ホワイトニングの安全性と効果に 大きく影響します。 安心してホワイトニングを受けるためには、 歯科医師または歯科衛生士が施術を行う歯科医院を選ぶことが重要です。 施術前に、担当者の資格を確認し、 疑問や不安な点があれば遠慮なく質問するようにしましょう。
薬剤の種類と濃度
歯科医院で使用するホワイトニング薬剤は、 過酸化水素や過酸化尿素を主成分としています。 これらの薬剤は、歯の表面に付着した色素を分解し、 歯を白くする効果があります。 歯科医院では、高濃度の薬剤を使用することができ、 短期間で高いホワイトニング効果を得ることができます。 一方、エステサロンやホワイトニングサロンでは、 歯科医院で使用するような高濃度の薬剤を使用することができません。 薬事法の規制により、過酸化水素の濃度が6%を超える薬剤は、 歯科医師の指導のもとで使用しなければならないと定められているためです。 そのため、サロンでは、濃度が低い薬剤を使用したり、 薬剤を使用せずに光照射のみを行ったりすることがあります。 これらの方法では、効果が緩やかであったり、 効果を実感するまでに時間がかかったりする場合があります。 使用する薬剤の種類と濃度は、ホワイトニングの効果に 大きく影響します。 効果を重視する方は、歯科医院でのホワイトニングを選ぶことをおすすめします。
リスクと副作用
ホワイトニングには、歯や歯茎への刺激、知覚過敏、 歯の脱水などのリスクや副作用が伴うことがあります。 歯科医院では、これらのリスクや副作用について 事前に詳しく説明を行い、患者さんの状態に合わせて適切な 方法と薬剤を選択することで、リスクを最小限に抑えることができます。 また、万が一トラブルが発生した場合でも、 歯科医師が適切な処置を行うことができます。 一方、エステサロンやホワイトニングサロンでは、 これらのリスクや副作用について十分な説明がされない場合や、 トラブルが発生した場合の対応が遅れることがあります。 特に、資格を持たないスタッフが施術を行う場合、 トラブルの原因を特定したり、適切な処置を施したりすることが 難しい場合があります。 ホワイトニングを受ける際には、リスクと副作用について 十分に理解し、万が一の事態に備えて、 歯科医院での施術を選ぶことをおすすめします。
安すぎるホワイトニングのリスク:トラブル事例

安価なホワイトニングには、魅力的な価格設定の裏に、 様々なリスクが潜んでいます。 実際に、安すぎるホワイトニングを受けたことで、 歯や歯茎にダメージを受けたり、効果が全く得られなかったり、 感染症のリスクにさらされたりといったトラブル事例が報告されています。 これらのトラブルは、安価なホワイトニングを提供する業者が、 コスト削減のために安全性や品質を犠牲にしていることが原因と考えられます。 ここでは、安すぎるホワイトニングで起こりやすいトラブル事例について、 歯や歯茎へのダメージ、効果がない・持続しない、感染症のリスクという 3つの観点から詳しく解説していきます。 これらの事例を知ることで、安易に安価なホワイトニングに飛びつくことなく、 慎重に施術を選ぶことができるようになります。 安全で効果的なホワイトニングを受けるために、 しっかりと知識を身につけましょう。
歯や歯茎へのダメージ
安価なホワイトニングで使用される薬剤の中には、 粗悪なものや、濃度が高すぎるものが含まれている場合があります。 これらの薬剤は、歯の表面を傷つけたり、歯の神経を刺激したりして、 知覚過敏や歯の痛みなどの症状を引き起こすことがあります。 また、歯茎に薬剤が付着すると、炎症を起こしたり、 腫れたりすることがあります。 特に、資格を持たないスタッフが施術を行う場合、 薬剤の適切な使用方法や、歯茎の保護方法が不十分なため、 歯や歯茎へのダメージが大きくなる可能性があります。 さらに、ホワイトニング後に歯がしみたり、痛んだりする症状が 長期間続く場合もあります。 このような症状が現れた場合は、すぐに歯科医院を受診し、 適切な治療を受けるようにしましょう。 ホワイトニングによる歯や歯茎へのダメージは、 見た目の美しさを損なうだけでなく、 将来的な歯の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
効果がない・持続しない
安価なホワイトニングでは、薬剤の濃度が低かったり、 施術時間が短かったりすることがあります。 このような場合、十分なホワイトニング効果が得られず、 施術を受けても歯がほとんど白くならないことがあります。 また、一時的に歯が白くなったとしても、 効果がすぐに薄れてしまい、元の色に戻ってしまうこともあります。 これは、薬剤が歯の内部まで浸透していないため、 表面的な着色しか落とせていないことが原因と考えられます。 ホワイトニングの効果を持続させるためには、 適切な濃度の薬剤を使用し、十分な時間をかけて施術を行う必要があります。 また、施術後のケアも重要であり、定期的なメンテナンスを行うことで、 白い歯を長期間維持することができます。 安価なホワイトニングでは、これらの条件を満たしていないことが多く、 結果的に時間とお金を無駄にしてしまう可能性があります。
感染症のリスク
安価なホワイトニングを提供する業者の中には、 衛生管理が徹底されていないところがあります。 例えば、使用済みの器具を十分に滅菌せずに再利用したり、 施術者の手指が不衛生であったりするケースがあります。 このような環境で施術を受けると、 細菌やウイルスに感染するリスクが高まります。 特に、口腔内は粘膜で覆われており、 感染しやすい状態にあるため、注意が必要です。 感染症のリスクを避けるためには、 衛生管理が徹底されているクリニックを選ぶことが重要です。 施術前に、器具の滅菌状況や、施術者の手指の消毒状況などを確認し、 不安な点があれば遠慮なく質問するようにしましょう。 また、使い捨ての器具を使用しているかどうかも確認しましょう。 使い捨ての器具を使用していれば、感染症のリスクを大幅に減らすことができます。
賢いホワイトニングの選び方:後悔しないために

ホワイトニングは、手軽に白い歯を手に入れることができる 魅力的な方法ですが、安易に選んでしまうと、 トラブルに巻き込まれたり、期待した効果が得られなかったりする 可能性があります。 ここでは、後悔しないホワイトニングを選ぶための 3つのポイントを紹介します。 歯科医師によるカウンセリング、料金体系の確認、 アフターケアの充実度という3つの観点から、 賢い選び方を解説していきます。 これらのポイントを参考に、自分に合った ホワイトニングを見つけ、安全で効果的な施術を受けましょう。 美しい白い歯を手に入れて、笑顔に自信を持ちましょう。
歯科医師によるカウンセリング
ホワイトニングを受ける前に、歯科医師による カウンセリングを受けることは非常に重要です。 カウンセリングでは、歯科医師が患者さんの口腔内の状態を 確認し、ホワイトニングの適応症であるかどうかを判断します。 また、患者さんの歯の色や歯質、生活習慣などを考慮して、 最適なホワイトニング方法や薬剤を提案してくれます。 さらに、ホワイトニングのリスクや副作用、 費用などについても詳しく説明してくれます。 カウンセリングを受けることで、 患者さんはホワイトニングに関する十分な情報を得ることができ、 安心して施術を受けることができます。 安価なホワイトニングでは、カウンセリングが 省略されたり、資格を持たないスタッフが カウンセリングを行ったりするケースがあります。 このような場合、患者さんの状態に合わせた 適切なアドバイスを受けることができず、 トラブルにつながる可能性があります。
料金体系の確認
ホワイトニングの料金体系は、クリニックによって様々です。 施術方法や薬剤の種類、施術回数などによって料金が異なり、 追加料金が発生する場合もあります。 そのため、事前に料金体系をしっかりと確認しておくことが重要です。 総額でいくらかかるのか、追加料金が発生する場合は どのような場合にいくらかかるのかなどを確認しましょう。 また、分割払いやデンタルローンが利用できるかどうかも確認しておくと良いでしょう。 安価なホワイトニングでは、 最初に提示された料金が安くても、 後から追加料金が発生することがあります。 例えば、カウンセリング料や、 施術後のケア用品代などが別途請求されることがあります。 料金体系が不明瞭な場合は、 事前にクリニックに問い合わせて、 詳細を確認するようにしましょう。
アフターケアの充実度
ホワイトニングの効果を持続させるためには、 施術後のアフターケアが非常に重要です。 歯科医院によっては、ホワイトニング後のケア方法について 詳しく説明してくれたり、専用のケア用品を販売したりしています。 また、定期的なメンテナンスを行うことで、 白い歯を長期間維持することができます。 メンテナンスでは、歯のクリーニングや、 ホワイトニング効果を補うための施術などが行われます。 アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことで、 ホワイトニングの効果を最大限に引き出し、 白い歯を長く保つことができます。 安価なホワイトニングでは、 アフターケアが不十分な場合があります。 施術後のケア方法の説明がなかったり、 メンテナンスを行っていなかったりするケースがあります。 アフターケアの有無や、その内容について 事前に確認しておくようにしましょう。
まとめ:安全・安心なホワイトニングで白い歯に

ホワイトニングで白い歯を手に入れることは、 見た目の美しさを向上させるだけでなく、 自信を持って笑顔を見せることにもつながります。 しかし、安易に安価なホワイトニングを選んでしまうと、 様々なリスクやトラブルに巻き込まれる可能性があります。 安全で効果的なホワイトニングを選ぶためには、 歯科医師によるカウンセリングを受け、料金体系を しっかりと確認し、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことが重要です。 この記事で解説したポイントを参考に、 自分に合ったホワイトニングを見つけ、 安全・安心な施術を受けて、理想の白い歯を手に入れましょう。 そして、白い歯で笑顔あふれる毎日を送りましょう。 ホワイトニングは、あなたの人生をより豊かにする 素晴らしい選択肢の一つです。 正しい知識を持ち、慎重に選ぶことで、 必ず満足のいく結果を得られるはずです。

【監修者】久後佑介「医療法人社団wisdom 理事長」2015年新浦安ブライト歯科開業 (インビザライン矯正認定医、インディアナ大学ホワイトニング認定医、日本審美歯科学会会員、日本アンチエイジング歯科学会会員)